Shell House / The language of forest

長野、日本 2018

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00-4Shell House Sectional Concept 01
Concept
信州の森の中につくられた、土から生まれる原初生命体として別荘建築

周囲の森に溶け込むような、生命を感じる土と木の建築。建主からの要望を実現し、周囲の樹木とともに木材と土壁の経年変化も楽しめる別荘にうってつけの作品。ほぼすべてのアングルで木材と土壁が共存しており、大自然に包まれているような安堵を感じられる。卵を半分に割ったようなかわいいフォルムと、水路に向けて鳥がくちばしを開けたような開口部で構成される外観が目を惹く。

伝統的木組を生かし屋根は木造シェル、軒は桔木を使用。 木造シェル構造に土壁を併用することで線形の硬い印象が強い木材に、柔らかさを付加。優れたスキルが求められる施工も、長野県には熟練した職人が多いため、彼らの力により完成へと導いた。冬は太陽光と熱を取込み、土壁の蓄熱・調湿を生かすパッシブ建築として、新建材(合板・集成材・石膏ボード)を使わず、地場の木と土を使い、現代の省エネ基準を満たして作られている。

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© Ph. takeshi noguchi / Drawings, Tono Mirai architects

気が流れる場 / 曲面の土壁 / 景観と一体となる建築 / 左官 / 自然素材 / 自然の循環 / 漆喰 / 省エネ 職人技 / 蓄熱する土壁 / 伝統的木組 / パッシブデザイン

所在地 — 長野県
主用途 — 住宅(別荘)
工期 — 2016年3月〜2018年7月
建築面積 — 37.80㎡
延床面積 — 37.80㎡
階数 — 地上2階
構造 — 木造在来工法
設計 — 遠野未来建築事務所
構造:増田建築構造事務所
施工 — (有)寺島工務店