竹土未 / Taketomi
アート・プロジェクト
京都府・京都市 (2003)
「スローネス」がテーマの第1回京都ビエンナーレで行われた建築プロジェクト。
地元のボランティア、学生、子供たちと2ヶ月半の間、一般公募のワークショップ形式で150人以上が参加してつくられた「土の建築」。
大小二つのらせんでできたそれぞれ「休憩所」と「かまど」。
木やセメントを使わず、京都の竹と土のみを構造とし、自然素材の現代での可能性を追求している。 壁は京黄土ハンダ仕上げ。内部は土のベンチと三和土(たたき)の土間、屋根は草屋根。展示期間中かまどを囲んで、人々の交流の場となった。
会期後1年ほどして建物は解体されたが、かまど部分は参加した幼稚園へ移築されて現在も使われている。
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